過去のnews
<2016年10月20日>
声明 北海道大学における防衛省予算を利用する研究を憂え る
日本科学者会議北海道支部幹事会
を発表しました
<2016年10月20日>
日本科学者会議北海道支部創立50周年記念
2016北海道科学シンポジウム

日 時: 2016年10月30日(日)9:30~16:30
会 場: 北海学園大学教育会館1階AV4教室
(札幌市豊平区旭町4丁目1−40、地下鉄東豊線
学園前駅出入口3番直結)
資料代: 500円

○午前(9:30~12:00)
第1テーマ:「超低周波音・低周波音、
電磁波による健康被害」
・「低周波音による健康影響と個人差―前庭による
知覚と上半規管裂隙症候群―」 
北大工学部教授 松井利仁 氏
・「石狩既設風車音の測定と健康被害」
   北海道支部大規模風力発電研究会 山田大邦 氏
・「風力発電被害とどう闘うか・・法的手段の可能性と課題」
 弁護士 市川守弘 氏
・「電磁波の健康影響と身近な発生源」
環境ジャーナリスト 加藤やすこ 氏
※シンポジウムで昼食を取られる方は、
会場近くに食堂が少ないので弁当等のご持参をお勧めします。
○午後(13:00~16:30)
第2テーマ:「TPPと道民の暮らし」

・「TPPのねらいと農業・食生活への影響」 
北大名誉教授・日本科学者会議全国参与 
三島徳三 氏
・「TPPと日本の医療のゆくえ」 
 北海道民医連会長 堺 慎 氏
・「TPPと民主的経済法の後退」
北海学園大名誉教授・日本科学者会議代表幹事 
美馬孝人 氏
・総合討論 
○夕方(17:30頃~) 懇親会
※シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。
参加希望者は、10月27日までに下記問い合わせ先へ連絡お願いします。
主 催:日本科学者会議北海道支部
後 援:生活協同組合コープさっぽろ、
NPO法人北海道地域・自治体問題 研究所、
北海道民医連
問い合わせ先:日本科学者会議北海道支部事務局(E-mail: jsa-hokkaido@gol.com)
電話・ファクス:011-763-2649(江見)、電話:011-644-6246(沼辺)

<2016年4月7日>
みなさん、北海道支部の facebook を始めました。ぜひ、ご覧ください。また、ぜひ、ご活用ください。
<2016年3月22日>
支部ニュースで紹介されている「2015年ノーベル物理学賞「ニュートリノ振動」に寄せて」と題した 藤井寛治会員の論文です

<2016年3月22日>
支部ニュース発行(2016/4/1)のお知 らせです

<2015年11月16日>
【講演会のご案内】のお知らせです

「宮澤・レーン事件」が現在に問うているもの

「宮澤・レーン事件」とは、1941年、日本が太平洋戦争を仕掛けた日に、
旧・北海道帝国大学(現・北海道大学)予科の英語教師レーン夫妻と、
その教え子の北大生・宮澤弘幸さんらが軍機保護法違反で逮捕され、有罪とされた冤罪事件です。

日 時 2015年11月22日(日)15:15-17:00

場 所 北大農学部3階農業経済学多目的室S302

(札幌市北区北9条西9丁目) 講 師 山本 玉樹 氏
(北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会代表)
参加費  無料

☆会員以外の方の参加を歓迎します。


<2015年10月18日>
北海道科学シンポジウムのお知らせです
一般研究発表
○日時:2015年10月31日(土) 9:30-12:00
○場所:札幌市北区民センター3階講義室(札幌市北区北25条西6丁目)

9:30- 9:35 開会挨拶 
9:35-10:00 発表1.「森崎和江の近代日本批判における生存の思想
            -平和を学ぶ・つくる主体像との関連で」
 阿知良 洋平(北大分会)
10:00-10:25 発表2.「解析モデルとシミュレーション---「分かる」ということはどういうことか?」   
 姫宮 利融(札幌厚別分会)
10:25-10:50 発表3.「室蘭分会が取り組んだPCB廃棄物処理問題」
 橋本 忠雄(室蘭分会)
10:50-11:00 休 憩
11:00-11:25 発表4.「身近に忍び寄る低周波音の脅威と科学の限界」
 今野 滋・山田 大邦 (北海道支部大型風力発電問題研究会)
11:25-11:50 発表5.「石狩風力発電施設からの超低周波音2」
 山田 大邦・今野 滋 (北海道支部大型風力発電問題研究会)

○参加費 1,000円(学生・院生は500円)
 なお、参加費には、午後の市民公開シンポジウムの参加費を含みます。
 ○主催:日本科学者会議北海道支部        

【市民公開シンポジウム】
産業遺産から読み解く北海道の近代

日 時:2015年10月31日(土)
場所:札幌市北区民センター3階講義室(札幌市北区北25条西6丁目)

参加費: 500円

1 「明治日本の産業革命遺産」と反射炉、高炉法と間接法。製鉄にとっての石炭。鉄の科学
  姫宮 利融 (日本科学者会議札幌厚別分会)
2 北海道炭鉱開発史と戦後の炭鉱技術革新と終焉ー製鉄、製鋼も含む
     山田 大隆(酪農学園大学特任教授) 
3 総合討論                       
         
※シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。参加希望者は、10月26日までに 下記の事務局へ連絡お願いします。

主 催:日本科学者会議北海道支部

後 援:全大教北海道、北海道私大教連、北海道高教組、全北海道教職員組合、認定NPO法人北海道自由が丘学園・ともに人間教育をすすめる会、NPO法人北海 道地域・自治体問題研究所、子どもと教育・文化道民の会、道民教(要請中)


<2015年5月21日>
【声明】
集団的自衛権行使を容認する戦争立法に反対する

 政府は2015年5月14日の閣議において集団的自衛権行使の法案の国会提出を決め、翌日国会に提出した。これは2013年10月の「日米 外相・防衛担当閣僚会議」で合意された、2014年中に集団的自衛権行使を前提にした「日米防衛協力のための指針」の改定を具体化したもので ある。法改定は日本の自衛隊が「他国の防衛」を主たる任務とする軍事活動を迅速に進めることを可能にするものである。法改定は「周辺事態」に 捉われることなく、また海外派兵における「時限立法」などの制約も取り払い、いつでも、どこでも自衛隊の海外派兵を可能にし、武器使用の拡大 も可能にしようとしている。日本が攻撃されていないにもかかわらず、他国への攻撃が日本の存立危機になる事態(存立事態)と判断される場合、 自衛隊は参戦することになる。しかも「秘密保護法」の下ではそうした参戦の根拠となった「存立事態」がいかなるものであるのかを知ることは大 きく制約されている。集団的自衛権行使容認の関連法規の立法化を許すならば、日本は気がつけば戦争の深みに入って抜け出せなくなるという事態 に陥りかねない。
 戦後、日本は平和憲法の下で70年間、戦争をしない国であった。ところが、今回企てられている「戦争立法」は戦争で殺されたり殺したりしな いという人としての権利をはく奪するものである。また、本来人類の知的活動領域を広げ人々の豊かさを追求する科学や学問のあり方を大きく変質 させるものである。第2次世界大戦後、核兵器の使用によって人類絶滅の可能性が技術的に起こり得る時代に入ったもとで、「平和のための科学」 を求めることは、世界の科学者運動の出発点であった。 私たち日本科学者会議に所属する科学者・研究者は、科学の民主的発展につとめ、平和のために活動するものとして、集団的自衛権行使のための関 連法規の立法化につよく反対の意志を表明する。
                2015年5月17日

日本科学者会議北海道支部(総会決議)



<2014年10月19日>
科学シンポジュウムのお知らせです

【市民公開シンポジウム】
?地域から大学を考える
地域から大学を考える
日 時:2014 年 11 月1日(土) 13:00~16:30
会 場: 札幌市民ホール
2階第2会議室 (札幌市中央区北1条西1丁目)
参加費: 500円
【内容と報告者】
1 大学の現状と国際的動向(経済問題を入り口として)
姉崎 洋一 (北大教育学部)
2 地域と大学
(稚内から) 姫宮 利融 (元稚内北星大学)
(名寄から) 清水池 義治(名寄市立大学)
(網走から) 菅原 優 (東京農大)
3 総合討論
(報告者名は敬称略)
〇シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。参加予定者は、10月25日までに下
記の事務局へ連絡お願いします。

後 援:北海道私大教連、北海道高教組、認定 NPO 法人北海道自由が丘学園・
ともに人間教育をすすめる会、道民教、子どもと教育・文化道民の会、 全大教北海道、
全北海道教職員組合
?主 催:日本科学者会議北海道支部
問い合わせ先:日本科学者会議北海道支部 事務局 E-mail: jsa-hokkaido@gol.com
電話・ファクス:011-707-2299
 科学シンポジュウムポスター 

<2014年5月30日>
以下の行事を行います。
【JSA新歓企画講演会】

1.企画講演会全体のタイトル:「大学と学問、社会との関わり」

2.講演会の開催趣旨
 3.11の震災以降、原発問題に関係した様々の立場にある専門家の発言
や、直近では「STAP細胞」を巡る一連の騒動にも見られるように、
専門家 集団としての科学者、あるいは科学技術の営為そのもののあり方が、
一般 社会から鋭く問われている。
 北大で開催される日本科学者会議の今年度の新歓企画として、
前半では 北大が初期に輩出した新渡戸稲造を取り上げ、新渡戸あるいは
北大が社会 的に果たそうとしてきた理念や、実際に果たしてきた歴史・役割を
振り返りな がら、学問のあり方、学問を修めた専門家としてのあり方を考察する。
 また、後半では特に最近の大学や公的研究機関を取り巻く状況
(法人化、 成果主義、外部資金獲得の奨励など)や地域社会とのかかわり、
最近取りだ たされている科学を巡る諸問題等を題材として、大学が求められている
社会 的役割について考えるきっかけとなる場を提供したい。

3.個別の講演タイトルと演者
「新渡戸稲造から学ぶ大学と学問の使命」
 三島徳三 先生 (北海道大学名誉教授・日本科学者会議参与)
「大学の社会的役割を考える-大学の危機の時代に」
 姉崎洋一 先生 (北海道大学大学院教育学研究院 特任教授)

4.日時:5/30(金)18:30~20:30
・・・事後に懇親会を予定。
5.場所:農学部 N11番講義室
  講演会ポスター 
===========================================

<2014年3月16日> 
以下の行事の案内が来ました。
いま北海道の大学(国立大学、私立大学)では
多くの事件、労働紛争などが起きています。これらの実態を把握して問題の本質
を探るため、2013年5月18日に
 「どうなってる!? 北海道の大学  緊急!  大学シンポジウム in 北海道 」
を開催したところ、およそ200人の市民、大学関係者などの参加を得て盛 況でした。
 しかし、それから10ヵ月を経た今日、道 内大学の事件、紛争は少なくなるどころか、増えています。そこで   
    <2014年3月29日>  
「どうなってる!? 北海道の大学
 大学シンポジウム in 北海道
ブラック化する大学と教育の危機」
 
を開催することにいたしました。  つきましては、 ぜひともシンポジウムにご参加いただき、
ともに大学の現状と問題点、解決方向 などをお考え下さいますようご案内いたします。

2014年3月9日 
<「科学サロン」を以下の様に開催します>
関心のある方は、是非ご参加ください。
日時 3月17日(月)18:00より
会場 北大北方生物圏フィールド科学センター1階講義室
(ポプラ並木の向こうの建物です、詳しくは チラシを ご覧ください)
講演 吉田文和先生「再生可能エネルギーと地域経済」
なお、詳しくは チラシをご覧ください。

<北海道科学シンポジウムのお知らせ>
一般研究発表

○日時:2013年10月26日(土) 10:00-13:00
○場所:北海道クリスチャンセンター5階チャペル
(札幌市北区北7条西6丁目)

14:00から17:00

【市民公開シンポジウム】
北海道の自然エネルギーを どう推進するか?

○報告者:
・山形 定(NPO法人北海道新エネルギー普及促進協会理事長、 北大工学研究院助教)
「『地域の地域による地域のための』自然エネルギーを目指そう」
・伊藤 雄三(科学者会議会員・元北大工学研究院教員)
「自然エネルギ-開発と電力連系の技術的問題について」
・小坂 直人(北海学園大学経済学部教授)
「電気事業の経営史と送電管理問題」
主催:日本科学者会議北海道支部
後援:NPO法人北海道新エネルギー
普及促進協会、一般社団法人北海道中 小企業家同友会

参加費:500円
問い合わせ先:
日本科学者会議北海道支部 事務局
e-mail: jsa-hokkaido@mc6.sings.jp,
電話・ファクス:011-707-2299

2013年8月30日
<緊急シンポジウムのお知らせ>
新規制基準と泊原発再稼働を問う -住民の安全と生活を守るために-
◇福島第一原発事故から2年半経ちました。昨年9月に原子力規制委員会が発足し、
今年の7月8日には新規制基 準が施行されて、泊原発を含む6原発12基が再稼働申請を
しました。しかし、福島第一原発事故の原因究明が ないままでの「新基準」では
「世界最高水準の規制」(規制委員会委員長)と言ううたい文句とは裏腹に、
大事 故を防ぐ事は出来るはずがありまません。
地域防災計画が本当に役立つのか検証もされておらず、「事故が起きたら勝手に
逃げろ」と言わんばかりの 無責任な事態になりかねません。
◇このような状況下で、改めて現在の原子力発電再稼働を巡る問題点を3点から解明し、
今後の運動に資するこ とを目的にしたシンポジウムを以下の要領で開催します。
多くの皆様の参加を呼びかけます。

☆ 日 時 :2013年9月21日(土)15時~17時
☆ 場 所 :北海道クリスチャンセンター(札幌市北区北7条西6丁目 011-736-3388)
☆ 演 題
○「新規制基準で原発の事故は防げるか」
石 健二(日本科学者会議会員 原発問題全道連絡会事務局次長 気象学)
○「原子炉一次冷却系材料の照射脆化」
姫宮 利融(日本科学者会議会員 金属工学)
○「地域経済と原発再稼働問題~泊原発を含めて考える」
小田 清(日本科学者会議会員 北海学園大学経済学部教授 地域開発政策論)
シンポジュウムのチラシ

<4月26日日本科学者会議・北大分会主催  新入院生・学生歓迎講演会のお知らせ>

地域のための自然エネルギーとは?
ー原発ゼロの社会は可能かー


講師:山 形  定 氏
北海道大学大学院工学研究院 助教
NPO法人 北海道新エネルギー普及促進協会 理事長

日時  4月26日(金) 18時30分~20時
会場 北海道大学情報教育館3F スタジオ型多目的中講義室
札幌市北区北17条西8丁目
参加費 大学院生・学生:無料       その他:300円
後援 北大生協

今回の講演会では、原発事故以降の次世代エネルギーへの関心の高まりをうけて,自然エネルギーの
開発・利用がご専門の山形 定さんに、現在の日本のエネルギーをめぐる問題をわかりやすく解説してい
ただきながら,原子力発電にたよらない自然エネルギーの可能性について,科学的視点から講演していただ
きます。また、北海道の自治体による自然エネルギー導入の事例についてもご紹介いただきます。

 山形さんは、北海道大学大学院工学研究院 大気環境保全工学研究室で助教として研究活動と教育に
携わり、大気の監視・観測と大気環境保全策の検討を中心的にご研究されています。また、NPO法人北海道
新エネルギー普及促進協会の活動においては、大学で得られた知見を社会実践するため、そしてそこでの
経験を研究・教育に反映させるためにと、様々な自治体や中小企業、研究機関とも連携しながら、精力的な
活動に取り組み、自然エネルギーの普及を目指してご活動していらっしゃいます。

<2013年2月2日(土)講演・交流会を行います。>
とき:2月2日(土)16:00~17:30
ばしょ:北海道クリスチャンセンター、5F、チャペル
   (札幌市北区北7条西6丁目、Tel 011-736-3388)
こうし:松崎道幸氏(深川市立病院・内科部長)

日本科学者会議北海道支部の新年最初の行事として、標記の講演・交流会を開催します。
講演者の松崎氏は、会誌「日本の科学者」1月号の特集:「国際原子力ムラ――その虚像と実像」に
「がんリスクは10ミリシーベルトでも有意に増加」と題する論文を発表なさっています。
氏は、そのなかで約20万人の日本の原発労働者疫学調査(インターネットで公開されている)で
平均累積線量13.3mSvでがん死が有意に増加している事実を指摘しています。
 講演では、この論文の趣旨で従来軽視されてきた低線量被ばくについて論じていただく予定です。


<2012年度北海道科学シンポジウム開催のお知らせ>

日時:2012年10月27日(土)9:30~16:30
場所:札幌エルプラザ(札幌市男女共同参画センター)4F 中研修室
   〒060-0808札幌市北区北8条西3丁目/Tel 011-728-1222
○午前(9:30~12:30):一般研究発表
・若手発表の部(午前前半)
・一般会員発表の部(午前後半)
○午後(13:30~16:30): 【市民公開シンポジウム】
 テーマ:TPPで北海道の暮らしや産業はどうなるか?
 報告;「グローバル化する日本経済の現状からTPPを考える」
               北海道大学名誉教授 三島徳三
 報告;「医療分野からTPPの問題点をみる」      
           北海道民医連会長   堺  慎
報告;「金融・保険分野のTPPのねらいは、簡保と共済」
北海道地域・自治体問題研究所 事務局長 三浦泰裕
 パネルディスカッション
コーディネータ 酪農学園大学特任教授 中原准一
【一般研究発表】(発表時間は、質問時間を入れて30分)
姫宮 利融(北海道支部個人会員)「文明批判としての『老子』と『荘子』」
井上大樹(北海道文教大学)「シチズンシップ教育の現代的課題――
『原発出前授業』の事例を通して」
高畑  滋(北海道支部個人会員)「生物多様性保全からみた銭函風力発電計画の 環境影響評価」
後藤美智子(北海道支部第三水曜の会)「この現状を無視して推進するのか~大規 模風力発電による超・低周波音問題の新展開~」
清野政明(北海道支部個人会員)「北海道の地震活動と幌延」

参加費:一般会員1,000円(学生・院生500円)
午後の市民公開シンポジウムのみに参加される方からは資料代500円頂きます。

主催 日本科学者会議北海道支部(jsa-hokkaido@mc6.sings.jp) 


4月20日 新入院生学生歓迎講演会
原発に頼らない社会は可能か
-自然エネルギー社会への展望-

講師:大友詔雄 氏
(自然エネルギー研究センター(株)センター長,北大工学部出身)

日 時 4月27日(金) 18時30分~20時
会 場 北海道大学情報教育館3階 スタジオ型多目的中講義室
(札幌市北区北17条西8丁目北大図書館北分館横)
参加費 大学院生・学生:無料 その他:300円
主 催 日本科学者会議北大分会
     (メール: jsa-hokkaido@mc6.sings.jp )
後 援 北大生協

 (講演者紹介:大友さんは、北海道大学大学院工学研究科を修了後、同工学部の助手,
原子力利用技術を研究。その後,原子力技術の安全性に疑念を持ち、太陽光や風力
などの自然エネルギーの研究に研究テーマを変更。北大在職中から自然エネルギー
研究センター(株)(NERC)を設立し、現在自然エネルギーの普及を目指して
精力的に活動。)

考えてみませんか,原子力発電は必要悪として安易に再稼働して良いのでしょうか
昨年の3月、福島原子力発電所の事故以来、原発の安全性が問題になっています。
福島原子力発電所事故は,原発事故の復旧は非常に困難であることを教えています.
いまだに、原発の状態を正確な把握、放射能に汚染された大量の冷却水や原発事故で
放出された放射能物質の処理,などなど.放射能物質の危険性,寿命の長さからくる
さまざまな問題が,浮かび上がっています。最近マスコミの報道は少なくなったとはいえ,
問題がなくなった訳では有りません。原発は必要悪なのか,エネルギーを輸入し
製品の輸出に頼らざるを得ない日本の社会は立ち行かなくなるのかなど,
いろいろ考えるべきだと思います。

自然エネルギー活用の可能性は
そこで今回の講演会では、以前から原発の危険性を指摘されて
いた大友 詔雄さん(もと北大工学部原子力工学科の先生で、
日本原子力研究所の原子炉物理研究専門委員を歴任)に,原 子力発電の問題を
わかりやすく解説していただきながら,原子力発電にたよらない
自然エネルギーの可能性について,科学的に 講演していただきます。
大友さんは北大在職中に原発の安全性に疑問を持ち、株式会 社
NERC自然エネルギーセンターを設立し、自然エネルギーの開発普及の研究を
進めています。2007年に行なわれた原子力委員会主催「市民参加懇談会in札幌」にも,
パネリストとして参加され,福島原発事故以前から,原子力発電の問題点を
指摘されています。ぜひご参加ください。


2011/11/13
シンポジウムのお知らせ
「 東日本大震災:超巨大地震・津波
被害、福島原発災害を考える」
災害からの回復、今後にしなければならないこと、未来のための選択の指針を
ともに考えたいと思います。

とき:2011年12月3日(土)、13時開場、13時15分開会、17時終了
場所:北海道クリスチャンセンター・2階ホール(札幌市北区北7条西6丁目)
報告者:岡田弘氏(北大名誉教授)
「東日本大震災から何を学ぶか・・直撃回避への道」
松井英介氏(岐阜環境医学研究所)
「『低線量』内部被曝と健康障害」
大友詔雄氏((株)NERC(自然エネルギー研究センター)センター長)
「転換期を迎えた自然エネルギーの現状と今後の可能性」

主催:東日本大震災問題シンポジウム実行委員会
(原発問題全道連絡会、自由法曹団道支部、全大教北海道、日本科学者会議道支部、 北海道民医連)
参加費:500円
問い合わせ先:日本科学者会議北海道支部(e-mail:jsa-hokkaido@mc6.sings.jp,
電話・ファクス:011-707-2299)
ポスター
会場案内チラシ


2011/7/25 ミニシンポジウムを開催します。
ご関心のある方は、是非ご参加ください。
 なお、11月に本格シンポジウムを開催する予定です。

       科学者会議北海道支部事務局長(代行) 江見清次郎

****************** ミニシンポジウム
「東日本大震災;超巨大地震・津波災害、福島第1原発災害を考える」

 
・8月6日(土)13:30-17:00
・北大工学部A151会議室(工学部正面玄関入り1階左手奥)
  札幌市北区北12条西5丁目
・報告者、内容及び時間
(1)岡田「超巨大地震・津波:その実像と減災対策」40分
(2)清野「原発の地震津波に対する安全性」(コメント・10分)
(3)加藤「福島原発の現状:被害の実像と今後の推移」40分
(4)姫宮「原発機器の金属疲労について」(コメント・10分)
(5)石崎「福島原発による放射能汚染及び泊・大間原発」(コメント・10分)
(6)清野「原発にかわるエネルギー:自然エネルギーの可能性、方向性」40分
報告後、意見交換を行う。
最後に、本格シンポジウムの開催(提案)について30分くらい議論する。
 ・参加者はJSA会員プラス関係団体の代表者を対象とする。

☆委員の募集―支部会員から委員の希望者を募集します。希望者は下記までご連絡ください。

連絡先:日本科学者会議道支部大震災問題特別研究委員会(代表:江見)
    Eメール jsa-hokkaido@mc6.sings.jp(支部事務所)
    電話 011-706-5556(北大環境保全センター)、FAX 011-706-7800(同) 


 2011/4/24   新入院生学生歓迎講演会のお知らせ
   岐路に立つ大学―科学と社会―
   講師:福 地  保 馬 氏
  (北海道大学名誉教授・科学者会議北海道支部代表幹事)
  日 時 5月12日(木) 18時30分から
   会 場 北海道大学百年記念会館大会議室
    (北区北9条西6丁目)
参加費 無料
主 催 科学者会議北大分会

 福地さんは、北海道大学医学部を卒業され、公衆衛生学を専門とし、労働衛生学や環 境衛生学の立場から、公害問題、空気汚染による健康問題、など幅広い問題をとりあげ 活躍されて来ております。東北大震災や福島原発問題が大きく注目される中、あらため て専門と社会との関係をとらえかえす良い機会となるとおもいますのでご参加をお願い します。

2011 /4/24 北海道支部ニュース(No. 327) をアッ プしました

2011 /4/24 東日本太平洋沖地震・津波災害および福島第 1 原子力発電所問題に関する 私たちの見解を発表しました

2010/10/13 2010年度北海道科学シンポジウムのお知らせ

日 時:2010年10月30日(土)10:30~17:00
会 場:北海道大学文系総合教育研究棟W203室(札幌市北区北10条西7丁目)
参加費:一般会員1,000円(学生・院生500円)
午後の市民公開シンポジウムのみに参加する方からは資料代500円いただきます。


午前(10時30分~13時):一般研究発表(発表時間25分、質問時間5分)
姫宮 利融(北海道支部個人会員)「学術振興会の産学協力研究委員会の特徴」

姉崎 洋一(北海道大学大学院教育学研究院)「アカデミックキャピタリズムと大  
     学評価文化を超えて -大学改革への批判的視点から」

東山  寛(北海道大学大学院農学研究院)「民主党『農業者戸別所得補償制度』 を点検する」

後藤美智子(北海道支部第三水曜の会)「大規模風力発電事業の推進の陰で 
    -『健康被害者と自然環境の切捨て』の実態と構造 -」

高畑  滋(北海道支部個人会員)「生態系保全からみた銭函自然海岸風力発電計画の問題点」


午後(14時~17時):市民公開シンポジウム
テーマ:「宮崎県・口蹄疫 - 対応と課題から」
コーディネーター:中原 准一(酪農学園大学)       
 
報告

 ? 高橋 俊彦(釧路地区NOSAI 西部事業センター センター長)
    「主要酪農地帯の獣医師として口蹄疫を考える
      - 宮崎口蹄疫の現地対策から見えたもの -」


 ? 永幡  肇(酪農学園大学獣医学部 教授 獣医衛生学研究室)
    「現地、宮崎県で口蹄疫防疫に携わって」

討論
夕方(17:30~):懇親会

市民公開講座「宮崎県・口蹄疫 - 対応と課題から」 
 2010年4月20日、宮崎県都農町で口蹄疫感染疑いが確認されて以降、県下11市町(県内26市町村
のうち)で口蹄疫の発症がみられた。発症農場数は292か所(県内畜産農家の28%)に達する。
牛68,266頭(県全体の約22%)、豚220,034頭(県全体の約24%)、その他(ヤギ、羊、イノシシ、水牛など)343頭、計 288,643頭の家畜が殺処分された。
被害予想額は、畜産農家の825億円をはじめ関連産業、卸・小売り、飲食、宿泊、サービス、運輸などをふくめると総額(2010年を含む5年 間で)2,350億円に達する(「朝日新聞」2010年8月18日付)。
 宮崎県畜産関係者の経済的、精神的打撃は、極めて甚大で未曾有のものであり、再建をはかるにも多大の困難を予想せざるを得ない。しかし、 2010年9月 から牛の生体市場も再開されセリが始まり家畜の再導入などもみられ、徐々に復興の兆しもうかがえる。2010年10月6日、農林水産省は OIE(国際獣疫 局事務局・本部パリ)に「清浄国認定」を申請した。2011年2月開催予定のOIE科学委員会で清浄国と認められれば、日本からの食肉輸出が 再開できる。
 口蹄疫は、ウイルスが偶蹄類の動物(蹄が偶数に分かれた動物、牛、豚、羊、ヤギなど)に感染して起こる病気である。口蹄疫が発生すると、家 畜伝染病予防 法に定める法定伝染病として防疫措置が取られる。口蹄疫の恐ろしさは、その伝染力の強さにある。その強力な「伝染力」について、北海道大学大 学院獣医学研 究科の迫田 義博准教授は次のように指摘する。
 「① 牛が感染しやすい動物であること、② 豚が感染すると大量のウイルスをまき散らすこと、③ ウイルスそのものが衣服や車に付着しても 動物への感染 力をなかなか失わないこと、④ よく使われる消毒薬が効かないこと、そして⑤ ウイルスは目に見えない小さな粒であり人がウイルスの感染にす ぐ気がつかな いこと、などが要因」(迫田 義博「口蹄疫を知ろう」(社)北海道農業改良普及協会)『農家の友』2010年10月号、通巻734号、 pp.82~83)
 「口蹄疫ウイルスに感染した牛は、大量のよだれを垂らし、口の中に潰瘍が見つかります。乳牛は乳頭に水疱ができ、乳量が減少します。豚は牛 よりも口蹄疫 ウイルスに感染しにくいのですが、一度感染すると大量のウイルスを排せつします。豚に感染すると蹄や舌などにはっきりとした水疱を形成しま す。感染した動 物はまともに歩くことができず、食欲が低下し肉質が低下します。また子豚は感染すると急死します」(迫田、前傾稿、p.82)
今回の北海道科学シンポジウムは、農林水産省の要請を受けて北海道農政部から現地・宮崎に派遣され、口蹄疫防疫(殺処分)に立ち会った釧路地 区NOSAI 西部事業センター・センター長・高橋 俊彦氏、文部科学省の要請をうけて全国14獣医系大学から36名の獣医師資格を有する教員が口蹄疫感染 拡大防止活動 支援に派遣されたたがそのメンバーの一員としてワクチン投与等に携わった、酪農学園大学獣医学部(獣医衛生学教室)教授・永幡  肇氏のお二 人から報告い ただきます。
 今回の市民公開シンポジウムでは、(1) 口蹄疫感染拡大防止のために費やされた努力、対策の実態を知る、(2) 今回の口蹄疫罹災から浮 かび上がる再 発防止の課題はなにかといったことを中心にご検討いただくことになります。会員のみなさまの積極的な参加をよびかけます。


   2010/5/11 第3水曜の会ニュースレ ターNo.380を掲載しました。
       銭函・風力発電所予定地見学会と大規模風力発電問題研究のお知らせが
       載っています

   2010/5/10
      2010年4月23日 開催,新入院生学生歓迎講演会
      title : 岐路に立つ大学と日本の科学・技術政策
      講師:池内 了氏(総合研究大学院大学教授)
      は44名の参加で成功しました


   2010/3/29 北海道支部ニュース(No. 318) をアッ プしました

   2010/3/29 「入会のお誘い」を 追加しました

   2010/3/01 2010年4月23日 新入院生学生歓迎講演会のお知らせ

    title : 岐路に立つ大学と日本の科学・技術政策

    大学で学ぶ人、研究する人
    みんなに聞いてほしい!
    大学をとりまく今の現状とは
    科学とはどうあるべきなのか?

    講師:池内 了氏(総合研究大学院大学教授)
    日時:2010年4月23日 18時から 
        会場:北海道大学遠友学舎
     (北大構内北区北18条西7丁目、地下鉄北18条下車徒歩10分)
    参加費は無料です(学生大学院生以外の方はカンパをお願いします)
    お気軽にご参加ください
   主催:科学者会議北海道大学分会

   2010 /2/01 北海道支部ニュース(No. 317) を アップしました

   2009/10/13 2009年度北海道科学シン ポジウムのプログラム


2009年度北海道科学シンポジウム        (2009/9)


   今年度の北海道科学シンポジウムは下記のように開催しました。
  日時:2009年10月30日(金曜)9時半~17時
  場所:北海道大学学術交流会館小講堂(北大正門入って左側)
  参加費:一般会員1,000円(学生・院生500円)