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2005年度JSA支部大会のお知らせ 1
個人会員代議員募集・第3回支部幹事会開かれる 2
第15回総合学術研究集会報告 3
第40期第2回常任幹事会に出席して
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2004年度北海道科学シンポジウム「PCB処理の安全性を考える」 4
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2005年度JSA支部大会
及び個人会員代議員募集のお知らせ!
2005年度JSA北海道支部大会を下記の通り開催します。別途お知らせするように、各班では代議員を選出し支部事務局までお知らせ下さい。
代議員が出席できない場合は委任状を必ず提出してください。
代議員以外の会員の方々も積極的にご参加していただき、ご意見等をお聞かせ下さい。
記
日時: 2005年5月15日(日)9:30 〜 14:00
場所: 北大工学部社会工学系第二会議室
A151(工学部正面玄関入り1階左手奥)
報告及び議題:
1.’04年度支部・班・委員会等活動報告 2.’04年度会計及び監査報告
3.’05年度支部活動方針案及び予算案 4.支部役員及び全国大会代議員選出
5.全国大会議案意見交換 6.その他(支部40周年行事、支部財政対策など)
※終了後14:30より会員研究談話会の予定(1時間程度)
2005年度支部大会の個人会員代議員候補者を募集
下記の通り個人会員代議員(班に所属していない会員から選ばれる代議員)を、募集します。自薦他薦を問いません。多数ご応募下さい。
代議員数 最大で11名
推 薦 自薦、他薦どちらも可
推薦期限 4月11日 (月)までに支部事務所に、ご連絡ください
決定方法 4月13日の常任幹事会で審議決定する。
第3回支部幹事会開かれる
3月6日北大工学部で標記会議が開催された。出席は、9班・分会(北大理、工、北海学園大、札幌学院大、道研究団地、室蘭広大、北見工大、旭川大、稚内北星大)、個人会員幹事2名及び代表幹事1名です。山田代表幹事の開会挨拶後、進行役に加藤(北大理)・金子(旭川大)両氏を選び以下の議事に入った。
支部・班等活動報告:支部活動報告後、各班・研究委員会等から活動報告がされた。北見工大では、2人の会員の研究紹介を班で行ったとのこと。産総研の会員からは、非公務員化に移行するとの報告があり、それについての質疑が行われた。室蘭工大からは、室蘭で行われる科学シンポについての補足報告が行われた。
議題1.北海道科学シンポジウム:室蘭で4月に行われる「PCB廃棄物処理」についてのシンポ要綱が確認された(別掲案内参照)。市や教育委員会に協賛団体を依頼することなどの意見が出された。
議題2.支部創立40周年行事:支部活動の記録出版や社会にJSAをアピールするなど、色々な意見が出された。本行事の企画委員会を作り検討する事となった。
議題3.支部財政問題:財政担当の西村さんより、郵便局よりの会費自動払い込みについての詳細な説明があり、来年度よりの導入が了承された。班所属会員についても行っていくことが話された。
議題4.大学問題:加藤常幹より、大学問題研究WGについての説明があり、本WGを設置して、活動していくことが了承された。何件かの最近の動きについての発言があった。地方の会員は出席が困難なので、メールで情報・意見交換できるようにしてほしいとの要望が出された。
議題5.憲法問題:千葉全国常幹より、全国の状況が報告された。常幹で具体化を考えることとなった。
その他の議題:支部大会案(別項参照)について事務局長より提案があり、了承された。
(事務局長・江見)
第15回総合学術研究集会報告
日本科学者会議の表記集会が、京都の立命館大学で昨年11月26日から28日まで開かれた。この集まりは1974年に第1回が開かれて現在に至っている。私は最初の総合学術研究集会の発案者の一人であり、実行委員会の副委員長であった。
今回は「エネルギー・原子力分会」で「日本にとって石炭とは?」というテーマで昨年
11月13日に釧路で開かれた石炭問題全国シンポの報告を行った。今や忘れ去られようとしている石炭が、日本のエネルギー資源としていかに大事かという話である。と同時にエネルギー問題を日本の現状から出発して、総合的に見ることがいかに大事かという話である。
一方15総学では炭酸ガス温暖化と関わって、持続的な開発論が大変盛んである。これについて渡邊は「階級的な力関係を無視した論議であり、環境を守る立場からも受け入れられない」という意見を表明した。たぶんこの持続的開発論が前面にでてきたのは、仙台で行われた第7回の集会以来であると思う。私は当時から一貫してこの立場に反対してきた。持続的開発論の立場を固執するなら、今後の日本の石炭問題について具体的な意見を展開することは出来ないし、エネルギー問題について総合的な視野で考えることは出来ないと渡邊は考える。一方原子力発電自体も持続的開発論の立場から推進するというのが、経済産業省・電力事業連合会の立場である。(渡辺 昂)
第40期第2回常任幹事会に出席して
第2回全国常任幹事会が2月26日、27日の両日東京で行われ、北海道から千葉が出席しました。今回の常任幹事会の役割は、来る5月28日、29日に予定されている「日本科学者会議第36回定期大会」の大会議案、その他の準備にありました。その最大のポイントは組織人員の推移から2年に1度の大会では組織の維持に対応できないとの認識から大会をどのようにして毎年開催するかにありました。
議論の中で私が注目したのは、退職を機に新たにJSAに入会を勧誘してはという意見でした。退職者は、自由に活動できるし、体力気力もあるというのが、その理由で、退職者をいかに引き止めるかといった後ろ向きの意見でなかったところが、注目した点です。
また、若手に対しては業績をあげることが迫られていて、とてもJSAまで勧められないとの意見も注目に値すると思いました。JSAとしては、思い切って組織を若返らせる必要がある時であるように感じていますので、このような気分を克服する道を発見することが大会の最大の課題であるとの感想を持ちました。(千葉 正喜)
支部事務所インターネット接続開始
以前から検討しておりました支部事務所パソコンのインターネット接続を先月行いました。接続プロバイダーは生協インターネットで、デイタイムコースです。事務所での利用可能時間は、午前8時から午後8時までとなります。
メールアドレスは、jsa-hokkaido@mc6.sings.jp です。連絡等にご利用ください。
今後は、支部の行事案内、集会報告などを随時お知らせするようにいたします。3月12日にメールを名簿に記載している会員の方に接続開始のメールを差し上げました。その他の会員の方でメールでのお知らせを希望する方は、事務所までご連絡ください。(支部事務局)
2004年度北海道科学シンポジウム 「PCB処理の安全性を考える」 前号で予告したとおり、2004年度北海道科学シンポジウムを室蘭工大班の協力で、下記のとおり開催します。多数の方の参加をお願いします。 日程:2005年4月17日(日)13:30-17:30 場所:室蘭工業大学大学会館多目的ホール(室蘭市水元町37) 報告: (1) 立川裕隆 (日本環境安全事業梶j
「PCB廃棄物処理について」 (2) 安東 毅(JSA公害環境問題委員会) 「PCBの毒性及びその処理問題」 (3) 澤田 研(室蘭工業大学環境科学・防災センター助教授) 「ダイオキシンと培養細胞系を用いた環境化学物質の評価」 (4) 市民団体から 「市民の目から見たPCB問題」 参加費(資料代含む):500円 |
おくやみ 元北海道大学理学部教授 大野 陽朗 氏 は2005年2月18日なくなられました。 91歳でした。氏は本会の支部代表幹事、全国参与を歴任されました。謹んでお悔やみ申 し上げます。 |
編集後記
札幌は例年になく雪が多く、雪解けが待ちどうしい気分です。皆さんの所はいかがですか。
お花見シーズンはまだまだ先です。次号はゴールデンウイーク前に発行されるでしょう。何か面白い記事がありましたらお寄せ下さい。お待ちしています。
支部事務所がインターネットで接続されました。ご利用ください。